2020に投稿されたボカロ曲の、じぶんにとってのTOP10です。
順不同。 歌詞のすきなとこもかいてきます。
まず、一筆かもめさんのこの2曲。基本、こういうtop10みたいなのやるときには、1人のPは一曲までってかんじでやろうとおもってたんですが、あまりにもこの2曲がすきすぎて。2曲ともランクインさせちゃいました。
どっちも、めっちゃくちゃ聴きまくりました。
一筆かもめさんの数ある曲のなかでも、特にこのベイビーインサイドとアングラーにおける特徴は、わざとらしすぎるほど韻ふみまくりな歌詞とその韻がわかりやすすぎるメロディ運び。
高速ラップ部分も含めて、まじで聴いててあまりにも心地いいんですよね。
ベイビーインサイドは、じぶんにとって2020年ベスト1の曲です。
『最後のミラクル 超えて 超えて
毎度の理が来る ラリ ラリ ラ
何度も好く意を 述べて 述べて
何とも救いが 無い やい や』
最高のつかみ。
IDONO KAWAZUさんを知ったキッカケの曲。
ほかの曲もそうですがニヒルな文学めいた歌詞で、格好いい。
エレクトロスウィングが好きな音楽ジャンルなので、余計刺さりましたね。
『其れが仇になって仇になって 折角の宴も馴染めないままに 痣になって踊り続けるのなら 何も知らずに、井戸にもぐり
唯の泡になって、泡になって 誰もが僕など忘れてくれよと 泣き喚いて縋りついてみても
揺るがぬ生を知る』
12月に投稿された
も素敵。間奏部分のflowerの使い方がしびれますね。
これもエレクトロスウィング。柊キライさん、本当にオートファジー以降一気にバズりましたよね。
毒のある直球な歌詞とおしゃれでハイテンポな曲が、心を揺さぶられる。
柊キライさんの曲のなかではじぶんはエバがいちばんすきだなぁ。
『清潔な部屋で餓死する蝿の王になればいいのさ』
軽やかなメロディで、そして可愛らしいミクの調声から奏でられるテクノポップなのに、歌詞がとてつもなく切ない。その温度差に、心ひかれました。
耳がさわやかになる曲なのに、きいていて泣きそうになってくるんですよね。
『一方的に愛を語らせてよ! しららかな三日月
さあ僕の手を取って 軽やかにステップを あと少しだけ』
夏秋霖さんは和テイストの曲をつくるのが本当にうまい。
掠れた悲しげなミクの調声がとても光る曲。
『次第に穢れた自分を見た
ーーーーー刹那』
これもおすすめ
ダークな歌詞にドクドクしいメロディ。
曲のはじめの掴みがあまりにも強力すぎる。
『あんなにも傷つけたことを
なかったことにしないで
平気な顔をして笑わないで』
キノシタさんの曲はぜんぶ好き。
かわいく、元気がでてくる、キャッチーなポップ。
つかれたときはいつもこれ聴いてます。
『だから なんてたって実は衝動のままでOKじゃん!
誰にも真似できないくらい最強ってワケじゃん!
つまりは楽しんだもの勝ちだって言うじゃん!
遠慮はいらないね
一歩ずつ!ごーまいうぇい!』
lumoさんの帰還、あまりにも喜ばしすぎる。
めちゃくちゃ電子音できいてて耳がたのしい。
トンデモポップ。
『遠く遠くへ ぼくら足跡を辿ろう
誰も知らない 未知の星へ』
ポストロック。間奏部分が特にめちゃ好きすぎる。
まじでこの曲はもっと伸びるべき。
『少しの偶然は 期待から 零れ落ちた』
2021もたくさんボカロ曲きいていきたいです。
プロセカのおかげで世間のボカロブームまた来てるな~とおもうので、今年もたのしみだ。